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特集

MIDNIGHT OITA~ミッドナイトおおいた~スペシャルインタビュー

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「大分といえば温泉」という根強いイメージがありますが、グルメ、景色、音楽など、全国に誇れる魅力がたくさんあります。大分で過ごす時間を長く楽しんでもらうために、「夜」をテーマに大分県の魅力を発信する観光プロモーション『ミッドナイトおおいた』。動画やWEBサイト内でも多く登場する大分市中心部の「夜の街」で、“おおいたの夜の楽しみ方”をよく知る3人に、魅力を語っていただきました。

(左)10 COFFEE BREWERS・川平大介さん
大分市・福岡市に構えるコーヒーショップ代表。2023年6月、同市大道町にアートギャラリー『文ヶ学』をオープン

(中)ZANZIBAR・中村智将さん
大分市都町で『ZANZIBAR』、『FREEDOM』を経営。イベント企画、広告デザインなども 手がける

(右)ラッパー・ケンチンミンさん
大分を拠点に全国を飛び回るラッパー。大分市都町『焼き鳥と鍋いりぐち』をはじめ飲食店のオーナーとしても活躍

受け入れる立場から見る“おおいたの街の夜”の可能性

「一度離れてみたからこそ、大分の魅力や可能性を感じられるようになりました」とケンチンミンさん

-大分市中心部を拠点にする経営者の立場から見て、「おおいたの街の夜」と音楽、アートなどの関係性はどう感じていますか?

ケンチンミンさん(以下ケンチンミン)-若い頃は、正直“何もない街”っていう印象が強くて、大分を離れましたが、海外や都会から改めて大分を見ると「何もないからこそ、自分たちでつくれるんじゃないか?」という認識に変わりましたね。

川平大介さん(以下川平)-私は愛知から大分へ移住して10年くらいなんですが、大分は時間の流れが独特だなと。カフェやギャラリーの運営を通じて思うのは、カルチャーを身近なものとして捉えてくれている気がするということ。瞬発力はないかもしれませんが、文化がじわじわと定着しやすい街なのではないかと思います。

中村智将さん(以下中村)-とてもコンパクトな街なので、店を経営する立場としても情報発信はしやすいです。夜にイベントをして、翌日は疲れを癒やしに温泉へ…みたいな、他ではできないアフターを楽しめるのも、大分ならではの魅力ですよね。 以前は県外から有名アーティストを呼ぶことで集客するというスタイルがほとんどでしたが、大分を拠点に活動するケンチンミンさんのおかげで、“地元から発信”ができるようになったのは大きな変化ですね。

ケンチンミン-ありがとうございます! 中村さんをはじめ、“発信する場”を築いてくれた先輩方の力も大きいです。これまでは温泉を求めて訪れる観光客が多かったと思いますが、大分で活動するミュージシャンやアーティストが増えたことで、大分のカルチャーを求めて全国から来てくれる人も増えた気がします。

川平-それぞれの生き方を尊重してくれる人が多いなとも感じます。そんな大人たちと出会える夜にこそ、これからの大分のカギがあるんじゃないかと思っています。

時代とともに変化する自由な夜の楽しみ方

経営者として、演者として、さまざまな視点から“大分の街なか”を盛り上げるべく活動を続けている3人

-みなさんが思う「夜のおおいた(街なか)」の特徴や楽しみ方とは?

中村-大分市中心部は個人店が多いのが魅力です。店を探す時も、コンパクトだから絞りやすいのはメリットだと思います。観光客には、街で出会った大分の人に「いい店知りませんか?」と聞いて来店してくれる人も多いんですよ。旅先の夜を楽しもうと積極的な観光客が増えるのはうれしいですね。

ケンチンミン-大分市中心部で夜を楽しむなら、都町、府内町、中央町と3つ“しか”ないと思っていましたけど、3つ“だから”こそいいんじゃないかと思うようになりました。空気感が違うから歩きながら気分が変えられるし、全部一晩でめぐれます。ふらっと一人で飲みに行っても、気づけば知り合いが集まってる、なんてこともよくありますね。

川平-食事がおいしい店が多いので、アルコールなしでも楽しめますよね。“夜カフェ”という形態が受け入れられているし、食事だけを目的に飲み屋街へ行く人も多い。「夜の街=お酒を飲みに行く場所」という感覚は薄れてきているのかもしれません。

中村-確かに。飲まなくても、テーマパークを回るみたいな感覚で楽しめるのかもしれないです。食事、音楽、もちろんお酒も、一人ひとりがそれぞれの楽しみ方で自由に遊べる街ですよね。

ケンチンミン-全ての人をやさしく受け入れてくれる人の良さも魅力。初めての店を訪れるのは緊張するかもしれないから、いつか行ってみたいとか、ちょっと気になるなっていう店を探しに、夜の街を散歩するだけでも楽しいと思います。

川平-初めての人をあたたかく迎えてくれるけど、放っておいてくれる懐の深さも感じます。それが居心地の良さになって、お気に入りの店が増えていくんじゃないでしょうか。

ケンチンミン-都町は「ディープで、酒好きが集まる街」という印象が強いかもしれませんが、若者も少しずつ増えています。地元の魅力を知ろうとしている若い世代が増えているのは、大分の歴史をつなぐ意味でもいい傾向ですよね。

夜の街から地域活性化大分県全体の魅力発信へ

「カフェでライブをしたり、お酒を飲まずにクラブで音楽を楽しんだり。昔に比べると遊びのカタチが細分化してますね」と中村さん

-“おおいたの夜”の魅力を発信する観光プロモーション「ミッドナイトおおいた」へ期待することはありますか?

ケンチンミン-これまでにない新しいアプローチですよね。観光地としていろんな特徴がある大分県で、“夜の魅力”というコアなキーワードに目をつけてくれたと思います。

中村-県外の知り合いから「動画を観たよ」と連絡をもらうことが増えました。大分県の魅力を知ってもらう意味でも、大きな影響力があると思っています。

川平-他県に比べると他国の人との交流も多い県なので、県内に住む多国籍の人がこのプロモーションに触れて大分県の魅力を再発見したり、海外の人が見て大分県を訪れるきっかけになったり、大きな可能性をもっていると思います。

ケンチンミン-プロモーションを通じて、大分県全体が活性化するとうれしいです。そのためには経営者やアーティストなど受け入れる側が、さらに魅力的な企画を立ち上げることも必要かもしれません。大分市にとどまらず、中津市とか、臼杵市とか、おもしろい夜を満喫できる街がたくさんあるので、県全体で盛り上げていきたいですね。

川平-市外の話だと、別府市もおもしろい。隣の市なのに、大分市とは空気が全く違います。各地域の特徴を発信していければ、『アジアの中のおおいた』として注目されることも可能だと思います。魅力ある街であり続けるためには、アーティストが活動を続けられる環境を維持することも大切なので、“場づくり”も積極的に行いたいですね。移住者として地域のみなさんに受け入れてもらった経験からも、大分に恩返しできるような活動を続けたいです。

中村-私は海外のエンターテインメントを現地で体感し、大分に持ち帰って表現したいと思っています。楽しさ(遊び)と、癒やし(温泉)の両方を持つ大分にしかできない魅力を発信するためにも、『ミッドナイトおおいた』の情報力や発信力に期待しています!

『ミッドナイトおおいた』を通して大分の夜に興味を持った人は、ぜひ足を運んでみてください。そこで働く人たちと、遊びにくる皆さんとで、一緒に大分の夜を盛り上げていきましょう!

MIDNIGHTOITA